先輩インタビュー言語聴覚士 × 在宅リハビリ

「地域に根ざして働きたい」
その想いを叶えてくれる会社です

正社員フルタイム

高田 耕平2014年入社 / 言語聴覚士

退院後の受け皿がないなら
自分が支援したい

言語聴覚士は他の医療職に比べて資格保持者が少ない上に、在宅医療に携わるチャンスも非常に少ないというのが現状です。私も8年間総合病院で勤務していました。急性期、回復期、療養病棟、外来など、言語聴覚士はさまざまな場で必要とされていましたが、残念ながら現在の医療保険の範疇では、継続してリハビリに取り組める体制が整っていません。

例えば脳梗塞の患者さんの場合、身体の麻痺や血流などの体調が落ち着いたところで退院してしまいます。言葉や嚥下の支援は体調が回復した後にうまく進むケースが多いのですが、退院後に適切なリハビリを受けられず、生活の改善や社会復帰を諦めてしまうことも少なくありません。「そのうち食べられる(意思疎通できる)と思って自宅に帰ったけど、全然思い通りに進まず、どうしたらいいかわからない」というご相談を受けて、通所サービスや集団外来を立ち上げたりもしましたが、病院内でできる活動には限りがあり、非常にもどかしい思いをしていました。

地域に言語聴覚領域を支援できる仕組みがあれば、安心して委ねられるのに。無いなら自分がその受け皿になりたい。その想いは日に日に強くなり、2014年に自分の地元である伏見区に「メディケア・リハビリ訪問看護ステーション京都」が開設すると知り、念願だった在宅医療の世界に飛び込みました。

住み慣れた家でその人らしく
生きるためのお手伝い

在宅医療に携わるようになって5年、ずっとやりたいと思っていた「くらしのフォロー」ができていることに大きなやりがいを感じています。訪問看護・リハビリを専門としてきたメディケア・リハビリには、在宅医療の現場に根ざしたノウハウが蓄積されています。

リハビリ当初は唾も飲めずに苦しんでいた方が、半年後に自分でステーキ丼を食べたときに見せてくれたとびきりの笑顔。お話しするのが難しいと思われていた失語症の方が、伝えやすい手段を活用しながら外出先でのエピソードを一生懸命教えてくださったこと。もともと居酒屋を経営されていた方が高次脳機能障害をもったまま退院となり、訪問支援とご本人の努力で、ついに店先に「営業中」の札を再び提げた日のこと。

住み慣れたご自宅ではみなさん素の顔を見せてくれるので、大きな感動を得られます。一方で、病状が悪化していくケースや終末期の方であっても、病院食という制限がない在宅医療では、私たちの工夫次第で最後まで好きなものを食べていただくこともできます。

ご利用者がしたいこと、やれるようになりたいことをしっかり見極め、それを叶えられるように最大限に考え、工夫する。それがこの仕事ならではの醍醐味です。

現場の声が響く会社で
自分ができることを考える

メディケア・リハビリは、現場スタッフの声を業務に反映する体制が整っている会社です。ご利用者のことを第一に考えたアイデアであれば社内会議で検討され、良いものは事業所の垣根を越えてシェアされていきます。私自身、入社してまだ数カ月の頃に、地域向け講座を提案したことがありました。最初は事業所内で開催していましたが、そのうちに事業所を飛び出すようになり、ついには地元の方から「メディケアさんは、この地域をより良くしようと考えてくれているんですね」と言っていただけるまでになりました。風通しの良い社風は、私たちスタッフが働くモチベーションアップにもなっていますが、ひいては地域やご利用者にとってより良い環境を生み出すためのものだと実感しています。

また、私は京都府言語聴覚士会の在宅訪問部門の理事を務めたり、地元の医師や栄養士などと連携して飲み込みやすいお総菜を開発するプロジェクトに参加したり、高齢者や障害のある方にも優しいまちづくり計画に参加するなど、地域と密着した社外活動もしています。地域の方から「言葉や嚥下について相談するならメディケアの高田さん」と気軽に声をかけていただけるようになったのは、地元密着型の訪問看護・リハビリに徹してきたメディケア・リハビリの実績をみなさんに認めていただいているからではないかと思います。

地域で求められているものを
一緒に創り出していきましょう!

地域のためにやっていきたいことはまだまだ山積みです。昨年立ち上げた新事業「オーダーメイド脳トレ」では、放課後等デイサービスに出張してのお子様向けのリハビリや、保険で対応できない成人・高齢者への言葉や認知機能に対するリハビリも展開しています。始めてみると非常にニーズが高く、子どもの言語聴覚領域での受け皿はまだまだ少ないことを実感しています。他にも、失語症の方が集まって交流する「茶話会」を催したり、健常者と飲み込みが苦手な方とが同じように楽しめる「嚥下カフェ」の実現に向けた準備をしたりもしています。どれも私ひとりではできないことばかりです。他職種や行政など外部との連携も大事ですが、社内に、熱意を持って一緒に取り組んでくれる仲間がひとりでも増えることを願っています。

現在、「メディケア・リハビリ訪問看護ステーション京都」には3名の言語聴覚士が所属しています。開設から5年が過ぎ、実績もスタッフも増えて、訪問リハビリが未経験の方でもしっかり教育できる体制が整っています。在宅分野で支援をしたいという熱い想いを持っている言語聴覚士の方、安心して飛び込んできてくださいね。

1日のスケジュール

6:00
7:00 起床、朝食、庭の水やりやメダカ・犬へのエサやりをします。
8:00 子供の登校・登園を見送ってから、訪問先に直行します。
9:00 訪問看護としてのリハビリ業務。
10:00
11:00
12:00 昼食。 ご利用者の昼食評価をすることも。
13:00 施設で保険外リハビリ。
14:00
15:00

放課後等デイサービスで言葉のリハビリ。

16:00
17:00 地域講座の打ち合わせ。
18:00

退勤。料理したり、子どもとお風呂に入ったり、風呂上がりに犬の散歩をしたりします。

19:00 家族と夕食。
20:00

お酒を飲みながら子どもの宿題をみたり、趣味のギターをつま弾いたりして過ごします。

21:00 子どもの寝かしつけで一緒に夢の中へ…
22:00
23:00
24:00

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