「障害」と「障がい」~前編~

こんにちは!Rehavelの南です。
以前の記事で 「障害」とは何か? について考えました。
今回は、「障害」と「障がい」という表現の違い、またその背景について触れ、あなたはどう思うか・感じるか、いっしょに考えていけたらなと思います。

そもそも「障がい」という表記は10年くらい前から、特に行政やマスコミが扱う文章で見かけるようになりました。
そのようになったのは、いったいなぜなのでしょう?

「障がい」と表記するようになった経緯

一部の障害当事者やその支援団体が障害の「害」という字が、社会にとって害悪であるといったイメージを想起させるという意見から平仮名になっていったという経緯があるようです。

ここで、一部の障害当事者やその支援団体とありますが、実際に当事者のうち、どのくらいの方々が「障害」という表記に対して不快感を抱いているのかを調査したものがあります。

調査によると、しょうがいの表記について…
「障害」がいい、あるいはどちらかというと「障害」がいい :61.2%
「障がい」がいい、あるいはどちらかというと「障がい」がいい:30.6%
という結果になったようです。
参考)障害表記についてのアンケート

当事者の方々からすると、「しょうがい」の表記については「障害」を支持する意見が半数以上あることが考えられます。
つまり、本当に障害当事者の声に耳を傾けるのなら、むしろ「障害」の方が良いのかもしれません。

しかし、ここでもマイノリティよりマジョリティの意見を優先すれば良いのではなく、どちらの方が絶対的に正解というものではないように思います。

では、いったいどうしたら...どのように考えたらいいのでしょうか。

 

今回はここまで、続きは次回の記事で…

旅に出る、その一歩を。
Rehavelのホームページはこちら!

一覧へもどる