失語症と右片麻痺――同じ障がいを持つ方が外へ出る「きっかけ」になりたい

今回はメディケア・リハビリ訪問看護ステーション京都の高田(言語聴覚士)が担当します!


先月の7月25日に京都市伏見障害者デイサービスセンター様と共催で「第7回メディケア・リハビリ地域講座」を開催しました。

テーマは「失語症について」。

当事者団体である「ゆるり会」様のご紹介や、現在、私が担当させていただいているご利用者の井尻様の日々の様子を撮影した写真、映像などを展示しました。(撮影には、同僚の櫻井君(理学療法士)にも協力してもらいました!)

井尻様は、失語症のひとつである運動性失語と右片麻痺がありながらも、さまざまな工夫で障がいを克服し、ご自身の気の赴くままに電動車椅子で地下鉄に乗って繁華街などへ出かけられます。そして外食や友人との交流を楽しみながら、生活の幅をどんどん広げていっています。
この行動力を同じ障がいに悩み、外へ出ることにためらいのある方々に紹介することで「こんなことができるんだ!」ということに気づいてもらい、行動してもらえる「きっかけ」になればと思います。

下記は「第7回メディケア・リハビリ地域講座」で展示した動画になります。
ぜひご覧ください!


 

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