メディケア・リハビリの「委託事業」とは?【3】

今回も引き続き委託事業についてご紹介します。
前回は多機能型事業所での作業療法士の委託についての話題でしたが、今回は特別養護老人ホームから理学療法士への依頼についての話題です。

大阪府内の特別養護老人ホームから、「施設内でご利用者が行う運動メニューを提案してほしい」「職員が行っている介助方法が適切なのか見てほしい」、「必要な福祉用具の選び方を教えてほしい」との依頼がありました。
そこで弊社の理学療法士が定期的に施設へ伺い、ご利用者の評価や職員の方へのアドバイスを行うことになりました。
具体的な内容としては、ご利用者の動作練習の内容やポジショニング・シーティングの検討、職員への介助方法のアドバイスや福祉用具の選定・使用方法の助言です。

たとえば、ご自身で積極的に体を動かすことが難しいご利用者に対し、車椅子座位での関節拘縮予防を目標に運動メニューを提案したり、職員の方に平行棒内での歩行練習時、過介助にならないような介助方法や、動作練習の方法などをアドバイしたりしています。

また、ベッド上で良肢位とクッションの利用・位置の検討、環境設定(ベッド位置の検討など)も行っています。
改善後は姿勢の写真を撮らせていただき、注意点やポイントを職員の方と情報共有を図っています。
いずれの内容についても職員の方の作業量が無駄に増えないよう、ポイントを押さえてアドバイスしています。

福祉用具の選定については、例えば車椅子のサイズが体に合っていなかったり、クッションなどを使っての座位の保持が十分でなかったりと、専門的な視点から見たとき、充足していない部分が見られました。そこで、必要な福祉用具をレンタル・購入していただき、タオルや市販のクッション等、現状ある備品で対応できるものについてはアドバイスし、ご利用者にとってより良い環境の整備を進めています。

このように、施設を利用者している方が快適で安心・安全に過ごせるよう、また施設のお役に立てるようお手伝いしています。
お困りのことがあれば、お気軽にご連絡ください!

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