ウロガード(ウロバッグ)カバーの必要性とは?在宅生活を安全に過ごす工夫

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こんにちは!
三重県松阪市にあるメディケア・リハビリ訪問看護ステーション松阪の看護師 Mです。

今回は、裁縫が得意なスタッフが作成したケア用品「ウロガード(ウロバッグ)カバー」をご紹介します。

 

ウロガード(ウロバッグ)とは?

そもそも「ウロガード(ウロバッグ)」ってなに? と首を傾げる方も多いと思います。
「ウロガード(ウロバッグ)」とは、病気や障害など、何らかの原因によって自身で排尿することができない方が、持続的に膀胱へカテーテルを留置し、そのカテーテルから出てきた尿を溜めておくために着けておく袋のことをいいます。

また、膀胱留置カテーテルのことは、「バルン」「バルーン」「おしっこの管」などと呼ばれることもあります。

ウロガード(ウロバッグ)の中でも、日中活動する時間帯は「レッグバッグ」といって、足につけるタイプのウロガード(ウロバッグ)を使用している方もいます。

 

どうして「ウロガード(ウロバッグ)カバー」が必要なの?


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理由は人によってさまざまですが、次のような理由が多いようです。

  • 外出するときにウロガード(ウロバッグ)が見えるのが嫌だ
  • 移動の時に手に持っている必要があり邪魔
  • ウロガード(ウロバッグ)を着けておくところがない
  • 移動のときに手で持つ必要があり、両手が空かないので危険
  • 移動のときに自分で持つことが困難

 

在宅生活をより安全にする「ウロガード(ウロバッグ)カバー」

今回「ウロガード(ウロバッグ)カバー」を作成したご利用者は、元々ベッド横のポータブルトイレを使用していましたが、リハビリの甲斐あり、自宅のトイレに行けるようになってきました。

しかし、トイレまでの移動時は介助者がウロガード(ウロバッグ)を持っていることができますが、トイレの中というものはえてして狭く、介助者が一緒に入ることが困難でした。
そのため、ご本人にウロガード(ウロバッグ)を持ってもらう必要があるのですが、ウロガード(ウロバッグ)を持つと手摺りなどに掴まることができず、転倒の危険がありました。

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そこで、肩から掛けられる「ウロガード(ウロバッグ)カバー」を作成することにしました。

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肩紐は長さが調整できるようにし、万が一濡れてもいいように素材はビニールを選びました。

「ウロガード(ウロバッグ)カバー」があることで両手を自由に使えるようになり、手摺りなどに掴まることができるので、より安全な状態でトイレに行けるようになりました。

 

ご利用者とご家族の声


ご利用者「これはええなぁ、もうちょっとこれ着けとってもええか?ありがとう!」
ご家族「介助量が減ってすごく助かります。ありがとうございます」

ご利用者にもご家族にもとても喜んでいただけました!

ちょっとした工夫で在宅生活が少しでも安心安全、そして快適になれば私達たちも嬉しいです(*^-^*)

 

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