第50回日本作業療法学会に参加して

9月9〜11日の3日間、北海道の札幌にて、日本作業療法士会主催の第50回日本作業療法学会が開催されました。9月の北海道の気候はとても過ごしやすく、また学会会場横の公園では「さっぽろオータムフェスト」も開催されていました。学会の合間にも北海道の美味しい食に触れることができ、心身ともにリフレッシュできました。

さて本題の学会への参加報告ですが、今回はいち発表者、いち参加者という立場で参加してきました。発表では、共同研究として携わらせている大阪府和泉市の二次予防教室の実践報告をさせて頂きました。発表後には数人の方が声をかけてくださり、意見交換をさせて頂きました。皆さん各地域で熱く介護予防教室に取り組まれておられなと感じました。

また、お互いの抱えている課題を共有し、ディスカッションすることで、新しい視点や思考が加わります。学会ではこういった繋がりが増え、ひいては地域住人の方の利益に繋がると思っています。参加の方では、地域分野の発表が全体的に増えてきたなという印象です。発表が多くなることが本来の目的ではありませんが、増える事でセラピストが地域分野というものに触れられる機会が多くなります。自分が働く地域分野をより熱く、より良い物へ再構築していくために、私も含め会社全体で地域分野を引っ張っていきたいと思います。

一覧へもどる