11月8日に大阪商業大学・米盛ゼミの学生10名と米盛先生、弊社スタッフ3名、ご利用者4名の計18名で、万博記念公園・太陽の塔への日帰りツアーを行いました。

今回のツアーは「誰もが安心して楽しめる旅行」を目指すユニバーサルツーリズムの取り組みとして、米盛ゼミの学生と一緒に企画・準備を進めてきました。
学生たちは、事前にデイサービスでご利用者への旅行ニーズを聞き取り、さらに車いすの操作やコミュニケーション方法について学んだうえで、今回のツアーづくりに取り組みました。

当日の行程

10：00　リハビリプラザ深野　出発
11：00　万博記念公園　到着（太陽の塔前での記念撮影）
11：30　パークカフェにて昼食
12：30　ニフレル　見学
14：00　太陽の塔　見学　/　パビリオン　見学
16：00～16：30　再集合　/　学生によるクイズ大会
17：00　万博記念公園　出発
18：00　リハビリプラザ深野　到着

ツアーの様子①ニフレルで自然と笑顔に

ニフレルでは、色鮮やかな魚や動物たちを間近に見ることができ、「きれいやなあ」「見ていて飽きないね」などの声が上がり、皆さん自然と笑顔になっていました。
学生たちも一緒に写真を撮ったり、会話を楽しんだりと和やかな時間が流れました。


 

ツアーの様子②太陽の塔でよみがえる思い出

太陽の塔では、ご利用者からその場所にまつわる思い出を聞くことができました。

• 万博記念公園になる前、この場所でモトクロス大会に参加したことがある
• 万博の設営に仕事で関わったことがある
• 当時、実際に太陽の塔に入ったことがある　

など、その一つひとつのエピソードに、学生たちは興味深く耳を傾け、大きくうなずきながら会話を楽しんでいました。


 

学生たちの気づきと学び

参加した学生からは、ツアー催行についての感想を聞くことができました。

• ツアー実施まで不安もありましたが、無事に催行でき、ご利用者さんに喜んでもらえてよかったです。
• 車いすの介助も最初は緊張しましたが、コミュニケーションをとるうちに自然に動けるようになりました。とても良い経験でした。

旅の中で交わされる会話や笑顔は、世代を超えて繋がりを生む大切な時間となりました。
学生にとってもご利用者にとっても実りの多い一日となりました。


 

まとめ

今後も、ご利用者の「行きたい」という気持ちに寄り添いながら、学生とともに学び、地域に開かれたユニバーサルツーリズムの実施に取り組んでまいります。
ご参加いただいた皆様、そして米盛ゼミの皆様、誠にありがとうございました。


 

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