
12月7日(日)に阪神事業本部にて訪問看護スタッフ向けの勉強会を開催しました。
阪神事業本部とは、「えびすリハビリ訪問看護ステーション西宮」「メディケア・リハビリ訪問看護ステーション福島」を含む合計6拠点で構成されており、地域に密着した訪問看護を展開しています。
これまでも、阪神事業本部では療育のスペシャリストを招いた6拠点での合同勉強会は実施していましたが、訪問看護の看護師や療法士の専門職向けのスキルアップを目的とした勉強会は今回が初めてとなりました。
行動指針「つながろう」「昨日より今日、アップデートしよう」を意識し、今回は訪問看護における新たな学びを得るため、在宅医である岡村先生を講師に迎えました。

第1部:ALS・小児がんの在宅支援~事例から深い学びを~
第1部では、先生が多く関わってこられたALSの利用者さま・小児がんの利用者さまについて、実践の事例とともにご講義いただきました。
特にALS支援に関する内容では、えびすリハビリ訪問看護ステーション西宮のスタッフと
岡村先生が長年チームで支えてきた利用者さまのエピソードが取り上げられ、当時の支援を振り返りながら感動的な場面もありました。
このセッションでは、医師としての視点と看護師、療法士の視点の違いが明確になりました。
特に医師は、疾患や身体機能に注目する一方で、活動や参加といったICF(国際生活機能分類)の考え方には馴染みがないことに驚かされました。

●第2部:質問コーナー~“現場力”を高める時間に
第2部では、参加者からの質問に岡村先生が回答する形で、現場で役立つ実践的な内容が多く語られました。
質問のテーマは、
- フィジカルアセスメント
- 医師との連携方法
- 緊急時の対応
など多岐にわたり、スタッフからも活発な意見が飛び交いました。
中でも私たちが今後必要とするスキルは、緊急時の判断基準や対応力であると強く実感しました。
特に緊急時においては、医師に依存するのではなく、私たち自身が迅速かつ的確に対応し、判断を下すことが求められると実感しました。
さらに、少しでも利用者さまに違和感を感じた場合、看護師、療法士としてその情報を素早く、簡潔に報告することの重要性も再認識しました。
ホットな情報は出来るだけ早くチームに共有し、利用者さまの経過を細かく伝えることで、より良いチーム医療が実現できることを深く感じました。

まとめ
今回の勉強会は阪神事業本部の6拠点すべてが専門職としてのスキルを高める貴重な機会となりました。
岡村先生のご講義を通じ、訪問看護の本質やチームで支える医療の大切さを改めて実感する時間となりました。
