表彰ストーリーVol.2|【VMV表彰】ご利用者の声から繋がった「ことばのリハビリ広場」立ち上げに挑戦


表彰 表彰制度 表彰規定 言葉のリハビリ 言語聴覚士 言葉 表彰ストーリー 受賞 失語症 失語症の集い 羽曳野 羽曳野市 羽曳野市羽曳が丘 訪問看護ステーション 看護師 理学療法士 作業療法士

株式会社メディケア・リハビリでは、スタッフ一人ひとりの挑戦や工夫を称えるため、表彰制度を実施しています。

この制度は、単に成果を評価するだけではありません。

「ご利用者のためにもっとできることはないか」
「地域にこんな仕組みがあったらいいのではないか」

そんなアイデアや挑戦を見つけ出し、会社全体で称えることを目的としています。

今回の表彰ストーリーでは、メディケア・リハビリ訪問看護ステーション羽曳野に所属する言語聴覚士が受賞した取り組みをご紹介します。

ご利用者の一言をきっかけに始まった挑戦が、大阪府羽曳野市初となる失語症の集いの場「ことばのリハビリ広場」の誕生へと繋がりました。

表彰 表彰制度 表彰規定 言葉のリハビリ 言語聴覚士 言葉 表彰ストーリー 受賞 失語症 失語症の集い 羽曳野 羽曳野市 羽曳野市羽曳が丘 訪問看護ステーション 看護師 理学療法士 作業療法士
 

今回表彰された職員は…

今回表彰されたのは、入社4年目の言語聴覚士です。

メディケア・リハビリ訪問看護ステーション羽曳野に所属し、訪問看護の現場で主に成人・小児のご利用者への支援を行っています。

成人のご利用者には、嚥下訓練や呼吸・発声訓練、失語症訓練を実施しています。
小児のご利用者には、玩具や絵カードなどを活用しながら言語発達支援を行っています。

日々の訪問を通して、ご利用者一人ひとり「その人らしい生活」を支えるために取り組んでいます。

表彰 表彰制度 表彰規定 言葉のリハビリ 言語聴覚士 言葉 表彰ストーリー 受賞 失語症 失語症の集い 羽曳野 羽曳野市 羽曳野市羽曳が丘 訪問看護ステーション 看護師 理学療法士 作業療法士
 

今回の表彰内容とは?

今回評価されたのは、大阪府羽曳野市ではこれまで存在していなかった失語症のための集いの場「ことばのリハビリ広場」の立ち上げです。
失語症の方が安心して会話を楽しみ、社会参加できる場所を地域の中に創出したこと。
そして、ご利用者の自立支援に繋がる新たな場所を生み出したことが高く評価され、今回の受賞に繋がりました。

きっかけは、あるご利用者の言葉

この取り組みの始まりは、1人の失語症のご利用者との出会いでした。
その方は、「もっと上手く話せるようになりたい。今のままでは人前に出られない」という想いを抱えておられました。

リハビリを開始し、訓練を重ねていく中で感じたのは、その方は多少の話しづらさはあるものの、十分にコミュニケーションをとることができるという事でした。

もちろんリハビリは継続して実施しましたが、それ以上に必要なのは「会話を楽しめる場所」ではないかと考えるようになりました。

「自宅での練習も大切ですが、人前で反すことの方がより実践的な練習になりますよ」
そんな声掛けを続けるうちに、ご利用者自身も少しずつ前向きになり、「失語症同士の集まりがあれば参加してみたい」と話されるようになりました。

地域にないなら、自分たちでつくろう

まずは、既存の失語症会を探しました。
しかし、羽曳野市内には、活動している団体が見当たりませんでした。
市外にも候補はありましたが、距離が遠かったり、活動状況が分かりづらかったりと参加へのハードルがありました。
また、そのご利用者は脳梗塞の影響で車の運転ができず、移動にも制限がありました。

地域包括支援センターの担当者とも相談を重ねる中で、「やはり羽曳野市に集まれる場所が必要だよね」という共通認識が生まれました。

そこから、「ないなら自分たちでつくろう」という挑戦がスタートしました。

表彰 表彰制度 表彰規定 言葉のリハビリ 言語聴覚士 言葉 表彰ストーリー 受賞 失語症 失語症の集い 羽曳野 羽曳野市 羽曳野市羽曳が丘 訪問看護ステーション 看護師 理学療法士 作業療法士
 

理想を共有することから始まったプロジェクト

まずは、地域包括支援センターの担当者と二人でイメージを共有するところから始めました。
どんな人に参加してもらうのか。
開催場所や開催時間はどうするのか。
理想とする形について何度も意見交換を重ねていきました。
話し合いを続けるうちに、「あれ?これ、意外とすぐに実現できるかもしれない」という雰囲気になっていきました。
そこからは協力して下さる方も少しずつ増え、構想からわずか3ヶ月足らずで「ことばのリハビリ広場」の初回開催を実現することができました。

大変さよりも楽しさが勝った挑戦

受賞を知ったときの率直な感想は、とても驚いたそうです。
実は今回の活動については、本人の中では“仕事”という感覚があまりなかったそうです。
もちろん責任を持って取り組んでいましたが、
「これもやってみたい」
「せっかくだからこれもやろう」
と関係者全員でアイデアを出し合いながら進めていたため、大変だったという感覚よりも楽しさの方が大きかったそうです。
現在も定例ミーティングは非常にフランクな雰囲気で行われており、関係者全員が前向きに活動を続けています。

成果に繋がった一番の要因

今回の取り組みが形になった背景には、多くの出会いや偶然がありました。
しかし受賞者は、そこの根底には共通する想いがあったそうです。
それは、「こんな場所があったらいいな」という理想を関わった全員が持っていたことです。
日頃から地域やご利用者に必要なものを考え続けていたからこそ、多くの人の共感を得ることができ、具体的な形に繋がりました。
また、良い意味で仕事感なく楽しみながら取り組めたことも、大きな要因だったと振り返ります。

今回の経験から学んだこと

今回の挑戦を通して強く感じたのは、

  • 理想を持ち続けること
  • まず言葉にしてみること
  • 周囲と共有すること

の大切さです。
「これがあったらいいな」
「あんなことができたらいいな」
という想いを持つことはもちろんですが、自分の中だけにとどめるのではなく周囲に伝えることで、思いがけず実現に繋がることもある。

そんな学びを得ることができたそうです。

メディケア・リハビリだからできる挑戦

受賞者は、当社の魅力は「自由さ」だそうです。
病院などの大きな組織では、安全面や運営上の理由から新しい取り組みに制限がかかることもあります。

一方当社には「まずはやってみよう」と挑戦を後押ししてくれます。
実際これまで上司へ相談したアイデアについても、頭ごなしに否定された経験はなかったそうです。
そうした柔軟な環境があるからこそ、一人ひとりが理想を描き、新たな価値を生み出す挑戦ができています。

まとめ

今回表彰された「ことばのリハビリ広場」は、会社から与えられたプロジェクトではありません。
一人のご利用者の声に耳を傾け、「地域に必要なものをつくりたい」という想いから始まった取り組みです。
そして、その想いに共感した地域の関係者や仲間たちが集まり、羽曳野市の新たな社会資源として実現しました。

株式会社メディケア・リハビリでは、売上や数字だけでなく、

  • ご利用者のための挑戦
  • 地域課題の解決に向けた取り組み
  • 新しい価値を生み出す行動

を大切にしています。

表彰制度は、そのような挑戦を見つけ、称え、組織全体に広げていくための取り組みです。
「こんなことができたらいいな」
そんな想いを持つ人が活躍できる環境が、メディケア・リハビリにはあります。

改めて受賞、おめでとうございます!


 

一覧へもどる