
この度、関西電力病院様にて、病院スタッフの皆さまを対象としたセミナーを開催しました。
メディケア・リハビリ訪問看護ステーション福島では、昨年度より関西電力病院様と連携を進めており、退院後に在宅生活へ移行される患者様をご紹介いただくなど、地域での切れ目のない支援体制づくりに取り組んでまいりました。
その中で、「患者様が退院された後、実際にどのような生活を送られているのか知る機会が少ない」「在宅支援の現場について、もっと理解を深めたい」といった声をいただくようになりました。
今年度はさらに病院と在宅の連携に強化し、患者様やご家族にとってより安心できる支援体制を構築していこうという話が進み、そのキックオフとして今回のセミナー開催が実現しました。
退院後の生活を具体的にイメージできるように
病院での治療やリハビリは、患者様の回復を支える重要な役割を担っています。
一方で、退院後の生活環境やご家族の状況、地域資源の活用など、在宅支援には病院と異なる視点が求められます。
今回のセミナーでは、病院スタッフの皆さまから挙がっていた「退院後の生活をお具体的にイメージしづらい」という課題をテーマに、病院と在宅における考え方や支援の違いについてお話しました。
在宅では、ご利用者一人ひとりの生活背景や価値観に寄り添いながら、「できること」を増やし、「その人らしい生活」を支えていくことが大切になります。
実際の支援事例や日々の関わりの中で感じる課題なども交えながら、退院後の生活の様子や在宅リハビリ・訪問看護の役割についてご紹介し、病院と在宅の視点の違いを共有する機会となりました。

多職種の皆さまとの貴重な意見交換
当日、リハビリスタッフの皆さまをはじめ、リハビリ科医師、看護師長など、多職種の方々にご参加いただきました。
セミナー終了後には、「退院後の患者様の生活がイメージしやすくなった」「在宅支援の重要性を改めて感じた」といった感想をいただき、多くの方に関心を持っていただくことができました。
また、リハビリ科医師からは「今後、退院後の患者様をご紹介していきたい」と前向きなお話をいただき、退院前カンファレンスの際には当社パンフレットをお渡しいただけることとなりました。
さらに、看護師長からも「院内の看護師への共有したい」とのお声をいただき、資料提供を行っています。
このように、セミナーを通じて病院スタッフの皆さまとの相互理解が深まり、患者様支援に対する共通認識を持つことができたことは、大きな成果の一つとなりました。

6月からは交換交流もスタート
今回のセミナーはゴールではなく、連携強化に向けた新たなスタートです。
今後は、病院スタッフと在宅スタッフが互いの現場を見学し合う交換交流の取り組みも予定されています。
病院での支援の流れや考え方を在宅スタッフが学び、また病院スタッフには在宅現場での支援の実際を知って頂くことで、双方の理解をより深めていきたいと考えています。
お互いの役割や強みを理解し合うことで、患者様やご家族が退院後も安心して地域で生活を続けられる支援体制の構築に繋がると期待しています。

地域に根ざした支援を目指して
メディケア・リハビリ訪問看護ステーション福島では、「退院後の生活まで見据えた支援」を大切にしながら、地域の医療機関や他事業所との連携を進めていきます。
今回のセミナーを通じて、病院と在宅が同じ方向を向きながら患者様を支えることの重要性を改めて実感しました。
これからも地域の医療・介護関係者の皆さまとの繋がりを大切にしながら、ご利用者様とご家族が安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献してまいります。
