
今回は、阪神エリア合同でフォローアップ研修会を開催しました。
今回の研修は、職員へ事前に実施したアンケートをもとに、「困っていること」「悩んでいること」「不安に感じていること」をテーマとして企画しました。
現場で実際に感じている課題を取り上げることで、日々の訪問にすぐ活かせる実践的な内容となりました。

入職後も続く“フォロー型”の教育体制
株式会社メディケア・リハビリでは、入職時の研修だけでなく、業務に慣れた後も継続して学べるフォローアップ研修を実施しています。
研修の冒頭では、阪神エリアの本部長より開催の挨拶があり、その後、メディケア・リハビリ訪問看護ステーション福島の所長より講義を行いました。

講義では、事前アンケートの結果をもとに、
- 訪問看護の「あるある」ランキング
- 「困っていること・不安なこと・分からないこと」ランキング
を発表し、多くの職員が共通して感じている悩みや課題を共有しました。
「自分だけではなかった」と安心できる時間となり、参加者同士が共感しながら学びを深めました。

在宅だからこそ必要な視点
講義では、訪問看護・訪問リハビリだからこそ大切になる考え方についても学びました。
ご利用者からは、病気や障がいだけでなく、その方らしい生活を送りながら在宅で暮らされています。
リハビリでは身体機能だけでなく、「生活行為」に目を向けることが重要です。
身体機能や認知機能は加齢や疾患によって改善が難しい場合もありますが、生活行為はリハビリや在宅支援によって向上できる可能性があります。
また、一つの生活動作にもさまざまな視点があることを学び、「生活を見る」ことの大切さを改めて確認しました。
リスクをゼロにするのではなく、その人らしい生活を支える
在宅支援では、すべてのリスクをなくすことはできません。
例えば、転倒を防ぐためだけに活動を制限すると、その方らしい生活を送ることがむずかしくなってしまいます。
だからこそ、生活とリスクのバランスを考えながら、その方にとって最適な支援を考えることが大切です。
また、ご本人やご家族の想いを尊重しながらも、専門職として最適な選択を提案するためには、一人で判断するのではなく、多職種で相談しながら支援することの重要性についても学びました。

制度についてもクイズ形式で楽しく学習
職員アンケートでは、「制度が難しい」「判断に迷う」という声も多く寄せられました。
そこで今回は、
- 介護保険と医療保険の違い
- 訪問回数や算定ルール
- 加算について
- 訪問の考え方
など、現場で迷いやすい内容をクイズ形式で学習しました。
答えを覚えることが目的ではなく、「迷ったときは一人で判断せず、上長へ相談する」という意識をもつことも、この研修の大切な目的の一つです。
また、訪問リハビリと訪問看護ステーションからのリハビリの違いや、それぞれの役割についてお整理し、在宅支援への理解を深めました。
急変時の初期対応も確認
急変時の対応については、実際の現場を想定したモデルを用いて学習しました。
訪問時に確認する順番や、ご利用者・ご家族・関係機関・上長へ報告する流れなどを整理し、緊急時でも落ち着いて対応できるよう確認を行いました。

グループワークで「一人じゃない」を実感
研修後半では、3グループに分かれて症例検討を実施しました。
新入職員から訪問看護経験の長い職員まで、経験年数に関係なく全員が意見を出し合い、それぞれの考え方を共有しました。
グループごとに検討内容を発表し、最後には症例のポイントについても全員で確認しました。
訪問看護は一人で訪問する仕事ですが、支援は決して一人で行うものではありません。
私たちは日頃から、「困ったら相談する」「みんなで考える」を大切にしています。
担当者だけで支えるのではなく、看護師・療法士・管理者など職員全員でご利用者を支える体制づくりを行っています。
そのため、新しく入職した職員でも安心して相談できる環境があります。
求職者のみなさまへ
訪問看護に興味はあるけれど、
「一人で訪問するのが不安」
「制度が難しそう」
「経験が浅くても大丈夫かな」
そんな思いをお持ちの方もいらっしゃると思います。
私たちは、
✔ 入職後も続くフォローアップ研修
✔ 現場の声を反映した実践的な教育体制
✔ 職員全員で支え合う相談しやすい職場環境
を大切にしています。
「一人で訪問する仕事」ではなく、「みんなで支える訪問看護」。
少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度見学にお越しください。