
株式会社メディケア・リハビリでは、スタッフ一人ひとりの挑戦や新しい取り組みを称えるため、表彰制度を実施しています。
この制度は、単に成果だけを評価するものではありません。
- ご利用者、ご家族の想いを大切にしたい
- 一人ひとり寄り添った支援をしたい
- 仲間と協力しながら、一人では実現できない支援を形にしたい
- 日々の小さな工夫や積み重ねを、より良い支援につなげたい
そんな想いや行動を会社全体で称え、次の挑戦へ繋げることを目的としています。
今回のストーリーでは、
PARCふくしま×メディケア・リハビリ訪問看護ステーション福島
PARCにしのみや×えびすリハビリ訪問看護ステーション西宮
での取り組みをご紹介します。
今回評価されたのは、PARCと訪問看護を併用しているお子さまのケース発表をきっかけに事業所間の連携を深め、「ワンチーム」を形にしていった取り組みです。
今回評価されたのは…
今回、ベストリーダー賞として表彰されたのは、
PARCふくしまとメディケア・リハビリ訪問看護ステーション、PARCにしのみやとえびすリハビリ訪問看護ステーション西宮で併用利用しているお子さまのケース発表をもとに連携を進め、日々の支援における情報共有やコミュニケーションを重ねながら、ワンチームの形作りを行ったことです。
どちらの取り組みにも共通していることは、
「同じお子さまを支援する仲間として、お互いの専門性を知り、同じ方向を向いて支援する」
という考え方です。


なぜ「共同発表」から始めたのか
PARCと訪問看護は、それぞれ異なるサービスを提供しています。
PARCでは、お子さまの発達や成長に合わせた療育を行い、ご家族への支援にも取り組んでいます。
一方、訪問看護では、ご自宅での生活を支えるため、看護やリハビリテーションの専門的な支援を行っています。
それぞれに専門性があるからこそ、一緒に支援することで見えてくるものがあります。
しかし、同じお子さまに関わっていても、お互いの仕事内容や支援内容を詳しく知る機会がなければ、十分な連携に繋げることはできません。
そこで取り組んだのが、併用利用児の共同ケース発表でした。
同じお子さまをそれぞれの立場から見つめる。
「どのような支援をしているのか」
「どんな変化があったのか」
「今、ご本人やご家族は何に困っているのか」
「これからどんな支援が必要なのか」
それぞれの視点を共有することで、これまで「なんとなく」知っていた相手の業務や支援内容を具体的にしることができるようになりました。
「お互いの仕事を知る」ことから始まった連携
PARCふくしまでは、訪問看護と同じ建物に事業所があるという環境を活かし、さらに連携を深めてきました。
PARCのスタッフが訪問看護の同行訪問に参加したり、訪問看護のスタッフがPARCの療育に参加したりするなど、実際の業務を知る機会を増やしました。
また、合同ケース発表や連携会議、勉強会、イベント共有なども行っています。
「同じステーションにはいるものの、しっかりと話す機会があまりなく、お互いの業務内容について“なんとなく”知っているような状況でした」
そんな課題をかんじたことが、連携を体系化していくきっかけとなりました。
ただ「同じ場所にいる」のではなく、「お互いの仕事を知る」
そして、「お互いの専門性を尊重する」ことから、ワンチームづくりが始まりました。
共同ケース発表が、日々のコミュニケーションに繋がった
ケース発表は、その日だけで終わる取り組みではありません。
発表を通じてお互いの考え方を知ることで、その後の日常的なコミュニケーションにも変化が生まれました。
「今日、こんな様子でした」
「この部分について相談したいです」
「次はこういう支援を試してみませんか?」
そんな短いやり取りが増えていきました。
社内ツールも活用しながら、対面で話すことが難しい時にも情報共有を行っています。
連携のためにまとまった時間を確保することは、決して簡単ではありません。
だからこそ、短くても、こまめに連携することを意識しました。
その積み重ねが、スタッフ同士のコミュニケーションを密にすることに繋がっています。
一番大変だったのは「連携する時間」の確保
取り組みを進める上で、特に大変だったのが「時間の確保」です。
PARCも訪問看護も、それぞれ日々の業務があります。
じっくり話し合う時間を毎回作ることは難しいため、業務の隙間時間を見つけながら連携を行いました。
「短く・こまめに連携する」
一見すると小さな工夫ですが、結果的にはスタッフ自身の意識にも変化が生まれました。
「少しでも共有しておこう」
「気になったことを伝えておこう」
そんな意識が日常の中に少しずつ根付いていきました。
ご利用者・ご家族を中心に考える
多職種連携で大切なのは、「連携すること」自体が目的にならないことです。
中心にいるのは、いつもご利用者とご家族です。
特にPARCでは、親子療育を通じて、ご家族の困りごとやお子さまの変化を丁寧に把握することを大切にしています。
「今日はどうだったか」
「前回と比べてどんな変化があったか」
「ご家族は何に困っているのか」
そうした日々の対話を積み重ねながら、その時々に必要な支援を考えていきます。
答えを一つに決めるのではなく、選択肢を一緒に考え、経過を見ながら次の支援を検討する。
そこに、訪問看護の視点が加わることで、より多角的にお子さまの状態や生活を捉えることができます。
多職種連携だからこそ、見える景色が違う
PARCの療育では、子どもの主体性を大切にしながら、ご本人が「楽しい」と感じられる時間を作ることを大切にしています。
一方で、訪問看護には、在宅生活で生活や健康状態など、療育とは異なる視点があります。
同じお子さまを支援していても、職種によって見えているものは少しずつ違います。
だからこそ、情報共有することで、
「自分達だけでは気付かなかったこと」
が見えてくることがあります。
それぞれの専門性を持ち寄り、お互いの良さを取り入れる。
それが多職種連携の面白さであり、強みでもあります。
成果に繋がった一番の要因は「日々のコミュニケーション」
今回の取り組みについて、成果に繋がった一番の要因として挙げられたのが、
「日々のコミュニケーションの量が増えたこと」でした。
共同ケース発表をきっかけに話す機会が増え、事業所内で顔を合わせた時にも自然と会話が生まれるようになりました。
また、スタッフ同士がお互いを尊重し、気軽にコミュニケーションを取りやすい雰囲気が生まれたことも大きな要因です。
連携とは、特別な会議を開催することだけではありません。
毎日の「ちょっと聞いてみよう」「これを共有しておこう」
という小さな行動の積み重ねが、チームを強くしていきます。
「ワンチーム」は、一度で完成するものではない
今回の取り組みを通して見えてきたのは、ワンチームは一度つくったら完成する者ではないということです。
- お互いの仕事を知る
- 話す
- 相談する
- 一緒に考える
- 実践する
- 振り返る
- そして、また話す
その繰り返しによって、少しずつチームとしての形ができています。
PARCにしのみやでも、
「一人の力だと、できることも選択肢も限られます。でも、多職種であることも強み。チームになることで視野が広がり、みんなで一致団結して作りあげていけると実感しています。」
という想いを大切にしています。
「大きなこと」ではなく、日々の小さな積み重ね
今回の取り組みを振り返る中で、印象的だったのが、
「次は大きな目的を見つけるのではなく、日々の業務の小さいことを拾って積み重ねて、できることを見つけたい」
特別な取り組みだけが評価されるのではありません。
毎日、当たり前のことをきちんと行う。
昨日より少し良くする。
困ったことがあれば、仲間に相談する。
小さな変化に気づく。
その一つひとつを続けることにも、大きな価値があります。
今回の表彰は、そんな日時の価値を改めて感じる機会にもなりました。


これから入社を考えている方へ
最後に、これからメディケア・リハビリへの入社を考えている方へメッセージを頂きました。
「メディケア・リハビリのスタッフは、志が高く、それでいて温かい人柄の人ばかりです。ぜひ、一緒に働ける日が来ることを願っています。」
そして、PARCにしのみやのスタッフからは、
「一人の力だと、できることも選択肢も限られます。でも、多職種であることも強みです。チームになることで視野が広がり、みんなで一致団結して作りあげていけると実感しています。」
というメッセージを頂きました。
一人では、見つけられなかった答えも、仲間と話すことで見つかる。
一人では難しかったことも、チームなら実現できる。
そんな環境の中で、お互いに学び、支え合いながら成長していくことができます。
まとめ
今回の表彰に繋がったのは、何か一つの大きな取り組みだけではありません。
- ご利用者、ご家族との対話
- スタッフ同士のコミュニケーション
- 訪問看護との同行訪問
- 合同ケース発表
- 研修や勉強会
- 社内ツールを活用した日々の情報共有
そして、それぞれの専門性を尊重しながら、同じ方向を向いて支援すること。
一つひとつは小さな取り組みかもしれません。
しかし、その小さな積み重ねが、子どもたちとご家族へのより良い支援に繋がり、職種を超えた「ワンチーム」を作っています。
株式会社メディケア・リハビリでは、これからもスタッフ一人ひとりの「やってみたい」「もっと良くしたい」という想いを大切にしながら、ご利用者・ご家族に寄り添った支援を続けてまいります。
この度は受賞おめでとうございます!