メディケア・リハビリ研修会「はいせつケア・リハビリテーション〜はじめの一歩〜」開催報告

排泄 リハビリテーション 排泄ケア 研修会 山下和典さんの写真

メディケア・リハビリでは、「大切に思うこと」を「地域」に「届ける」ために研修会事業を進めています。
地域でお子さまから高齢者の方々までを支えるために、自分たちは何ができるのか?
そのことを考えたとき、地域での包括的なサポートが必要であり、そして、それは1人ではできず、1事業所でもできず、地域みんなでやっていかなければならないことだと考えました。
そのために、メディケア・リハビリでは研修会というツールを使い、多職種連携、地域連携の基盤になることを目指しています。

 

テーマは「はいせつ(排泄)」「共通言語」「多職種連携」

今回はリハビリの基礎である運動生理学のお話を交えつつ、「共通言語」と「多職種連携」をベースに「はいせつケア・リハビリテーション」についてのお話をしました。
「はいせつ」はデリケートだからこそ、「その人らしさ(個別因子)」を大切しつつ、もっとオープンに楽しく考えるべきではないのか、という切り口から、そのためには問題点を介護職や医療職だけが分かっていれば良いというわけでなく、ご本人やご家族を含め、全員が共通の認識として持てるよう、「共通言語」――分かりやすい言葉・方法を用いて、1つのチームとしてご利用者に関わることが大切です。
これにより、結果としてケアの精度を上げ、その人をしっかりと評価・支援できるようになるのではないでしょうか。
また、共通言語でコミュニケーションをとることで、他職種がこれまで行っていた何気ない声掛け1つにも意味があり、その背景や根拠を知ることができます。

排泄 リハビリテーション 排泄ケア 研修会 山下和典さんの写真

参加者された方からは、

  • 実際にアルツハイマーで排泄に困っている方の参考になりました。
  • 排泄のみならず、ICFと介護観を交えた講義が大変ためになりました。
  • おむつフィッターの資格を取りたいと思います!

などの声がありました。


次回は6/7(金)に大東市立生涯学習センターアクロスにて第3回「はいせつケア・リハ」の研修会があります。
まだお席はありますので、ぜひご参加ください!
また、6/28(金)には、同じく大東市立生涯学習センターアクロスにて「〜発達障害を持つ子どもにみんなができること〜 気になる子どもの理解と対応」を開催します。
こちらも、どしどしご参加ください。

お申し込みはこちらから→https://www.kokuchpro.com/group/medicare/

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