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メディケア・リハビリ研修会「口が変わればケアが変わる　ケアが変われば口が変わる～お口からその人の人生を 考える～（吉本　美枝 先生）」

「わたし、食べることが生きがいなんです。」

普段、みなさんがケアを提供する利用者から、こんな言葉を聞いたことはありませんか。
要介護者にとって「食事」は重要な関心の1つです。また、私たちの中にも、食べることが好きな方がいるのではないでしょうか。

そして、「私たちと同じように、利用者にはいつまでも自分の口で食べたいものを食べてほしい」と考える人は多いでしょう。特にケア職が食事を支援するとき、食事介助の方法や食事の姿勢、食事形態、栄養など、多くのことに注目し、支援するでしょう。その中でも見逃してはならないのが「口腔ケア」です。

おいしく食事をするためには、食べ物を口に入れ、噛んで味わい、飲み込むという動きが必要になります。これらの口腔機能を向上させるためには、普段からの「口腔ケア」が重要になります。その口腔ケアの先には、みんなで一緒にたべて「おいしいね」と笑顔で共有する共食へとつながります。

口腔ケアは、口の中を清潔に保つだけではなく、歯や口の疾患を予防することができます。逆に、口腔内が衛生的に保たれていないと誤嚥性肺炎等の全身疾患の菌の温床になってしまう可能性があります。
また、近年では咀嚼機能と老化・認知症との関連など、口腔環境が高齢者の全身の健康と密接に関わっていることが明らかになっています。

利用者にいつまでも食事を楽しんでいただくために、日々の「口腔ケア」を見直しませんか？
そして、口腔ケアから食事、食事を楽しみながら「人生を考えること」を自分ごととして捉えなおす機会にしましょう。

▼お申込み：https://care-medi231208.peatix.com

開催日時・詳細

開催日時：2023年12月8日（金）19：00‐20：30
場所：Zoom（オンライン配信）
参加費：2,000円（税込）
定員：100名
対象：医療・介護に携わっている方
お申込み：https://care-medi231208.peatix.com
　　　　　※締切：2023年12月8日（金）18：59まで

講師｜吉本　美枝 先生

（所属）公益社団法人京都府歯科衛生士会
（資格）歯科衛生士

吉本先生は小児・障害者・高齢者在宅の幅広い分野で活躍され、2015年には日本歯科衛生士会認定歯科衛生士として認定も受けておられます。
また、公益社団法人京都府歯科衛生士会・日本歯科衛生士会の活動にご尽力され、長期にわたり役員をされたのちに令和３年から公益社団法人京都府歯科衛生士会の会長を務められております。