第54回日本作業療法学会で発表しました!

日本作業療法学会 作業療法士 OT 訪問看護 在宅生活 ALS 筋萎縮性側索硬化症 ALS患者の手記

WEBにて開催していた「第54回日本作業療法学会」で、弊社のえびすリハビリ訪問看護ステーション西宮所属の作業療法士が演題発表をしました!

在宅生活を送るALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の思いを考察

今回、私が発表した内容は、
「在宅生活を送るALS患者の手記 ―感情の揺れを考察する―」です。
私がメディケア・リハビリで働き始めてから今でも担当しているALS(筋萎縮性側索硬化症)のご利用者の感情の経過について、ご本人が書いた手記をもとに考察しました。
セラピストは、自分が担当している方以外の思いや感情というのはなかなか知る機会がありません。
だからこそ、同じ病気を持っている方の様々な思いを、多くのセラピストに知ってもらいたいという気持ちから取り組みました。

WEB開催での学会

今学会の一番のトピックといえば、新型コロナウイルスの影響で学会自体がWEB開催となったことです。
私は口述発表でしたが、パワーポイントを作成し、そこに自分でナレーションをつけ動画にしてデータ登録をしました。
1つの演題に、抄録・パワーポイントの動画・質疑応答の三つのボタンがあり、質疑応答は質問者が内容を登録し、それを発表者が確認をして回答する、というものでした。
口述発表の良いところは直接ディスカッションができるところだと思います。
しかし、今回の開催方法では発表動画は何度も見ることができますが、やや物足りなさを感じました。

新型コロナウイルスが来年はどうなっているか分かりませんが、また色んなところに意識を持って取り組み、発表の機会に繋げたいと思います。

 

弊社では、学会発表・参加や自己研鑽(研修会参加など)の助成も行っています。
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