第32回大阪府理学療法学術大会で発表しました!

大阪府理学療法学術大会 理学療法士 訪問型サービスC 介護予防 引きこもり 閉じこもり 訪問看護 訪問リハビリ

新型コロナウイルス感染症の影響で、各学会もWEBでの開催が多くなっていますね。
そんな中、先日WEB開催された「第32回大阪府理学療法学術大会」で、弊社のメディケア・リハビリ訪問看護ステーション所属の理学療法士が演題発表しました!

「退院後の訪問型サービスCによる短期間の介入で、閉じこもりを予防できた症例」

訪問型サービスCとは?

市町村が中心となって地域住民の介護予防活動や生活支援の自主的な取り組みを支援する、介護予防・日常生活支援総合事業の1つです。
理学療法士などの専門職が自宅に訪問し、日常生活における自立を支援・重度化を防止するため、介護予防に関する相談や指導を行うサービスです。

閉じこもりと身体機能の低下の予防

外出しなくなって自宅に閉じこもることは、身体機能の低下を加速させ要介護状態になりやすくします。
僕が担当したA様の場合は、退院直後で恐怖心もあってか屋外へはほとんど出ず、閉じこもりになりかけていました。

そこでまず、閉じこもりの危険性と外出する必要性を提示しました。
するとA様から「娘になるべく助けを借りたくない」という希望があったため、「買い物へ1人で行く」という目標を立てて共有しました。
安全な道を療法士と歩きながら確認することで活動範囲が広がり、3ヶ月間後には一人で買い物に行くことが可能となりました。
目標が決まったこととモチベーションが高かったこともあり、自主トレーニングも毎日実施されていました。
介護予防事業によって早期から訪問介入ができ、閉じこもりを予防することができました。

はじめての学会発表を終えて

これまでも学会に参加することはありましたが、発表するのは今回が初めてのことでした。
自身が発表した内容について議論することができ、とても勉強になりました。
オンライン学会は自宅で参加できるので、自分の中ではこの開催形式も良かったと思っています。会場へ行く必要がなく、朝早く起きなくて助かったので(笑)
また、質疑応答も文章でするので、じっくり考えながら議論することができたことも個人的に良かったです。
ただ、友人や知人と直接会えなかったのは残念でした(*_*;

 

弊社では、学会発表・参加や自己研鑽(研修会参加など)の助成も行っています。
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