男性訪問看護療法士の育休取得インタビュー│事業所全体でバックアップしてスムーズに育児休業を取得したパパ療法士

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メディケア・リハビリでは、女性の産前産後休業・育児休業はもちろん、男性の育児休業やパパ育休の取得も積極的に推進しています。
近年は社員への周知も進み、年々取得する男性社員が増えています。

今回は、2022年度に育休を取得した男性社員の中の一人にインタビューしてきました!
育休をスムーズに取得する準備など、「これから育休を取るぞ!」と考えているあなた、ぜひ参考にしてみてください(^^)/

 

男性の育児休業制度

育児休業とは、育児・介護休業法に基づく休業制度のことで、国が定めている制度の1つです。
男性は、出産予定日から子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで取得できます。
2022年4月からは、原則分割できなかった育休を2回に分けて取得することができるようになったほか、男性の育休には「産後パパ育休」という制度が新設されたことにより、これまでよりも自由な取得期間に変更されました。

 

産後パパ育休(出生時育児休業)とは?

育児休暇とは別枠で休暇を取得できる制度です。
期間内であれば、育児休暇とは別に最長4週間、2回に分割して取得することができます。
これに併せて、産後8週間後の育休についても最長1年間を2回に分けて取得できるようになりました。

[参考│厚生労働省「産後パパ育休(出生時育休制度)について」]

 

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とにかく育児がしたい!早めに上司に相談したことでスムーズに育休取得へ

――H:メディケア・リハビリでは男性社員の育休取得を推進していますが、取得の理由は人それぞれかと思います。
Sさんの場合、育児休業制度を取得しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

Sさん:初めての出産で夫婦ともに不安だったことが1番ですね。
生まれて最初の1ヶ月は妻が里帰りをしていたんですが、自宅に戻ってからの大変さが未知数で……。僕自身も仕事と育児を両立できるかが不安でした。
それになにより、自分が育児に関わる機会が少なくなるのが嫌で、少しでも子どもと妻と一緒にいる時間を取りたくて、育休を取ろうと決めました。

 

――H:初めての育児って何から何まで不安ですよね。特に、生まれたばかりの時期はご夫婦ともに分からないことばかりだと思います。
育休を取得することで、お互いが頼れる存在になるって、とても良いですね!

Sさん:そうですね。いまだに分からないことだらけですが、それ以上に育児は楽しいものだということが分かったことも、育休を取って良かったことの1つです。

 

――H:育休中は本当に色々あったと思いますが、取得前に「これをしたい!」と考えていたことはありますか?

Sさん:もう、とにかく「育児!」ですね。赤ちゃんの時期なんてあっという間、本当に一瞬で過ぎてしまうので。将来、子どもに「2人で育児したよ!」と胸を張って言えるように……なんていうと、ちょっとおこがましいですが、とにかくいっぱい関わりたかったんです。

 

――H:育児はどちらか一方だけでするものじゃないですもんね。「とにかく育児!」とのことですが、育休中はどんな風に過ごされたんですか?

Sさん:赤ちゃんと関わるのが初めてということもあって、1日中観察していました(笑)
最初は緊張しっぱなしで、首は座っていない、顔に赤い湿疹ができてしまう、寝ているときにびっくりして起きてしまう、抱っこでお風呂、なぜか寝てくれない、泣き止まない……もう言い切れないくらいいろいろですね(笑)
でも、全てが初体験で、感動なのかなんなのか分かりませんが、とにかく全部が楽しかったです!

 

――H:ということは、「したい!」と考えていたことは実現したんですね!

Sさん:はい!すごく大変でしたが、それを上回る楽しさでした。
1ヶ月がこんなに早いと思ったことはありません(笑)
これからも楽しんでいきたいと思います!

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――H:今後も大変だと思いますが、ぜひ楽しく育児してください! ところで、育休を取るために何か工夫などはされましたか?

Sさん:工夫というほどではないですが、僕の場合は妻が安定期に入った頃に、妊娠の報告と一緒に育休取得についても上司に相談しました。
訪問業務なので利用者さんへも早めに説明して、代行訪問の引継ぎをしっかりやった状態で育休に入れるよう準備しましたね。

 

――H:以前、育休を取得した男性療法士も、代行の引継ぎが大切だと言っていました。
育休を取るにあたって、上司や同僚の反応はどうでした?

Sさん:みんな「積極的に取って!」と言ってくれました。
業務の上でも訪問調整や業務整理など、事業所全体でバックアップしてくれてとても助かりましたね。
あと、地域のケアマネジャーさんに育休を取る話をしたら「めちゃくちゃいいですね!」と前向きな声を掛けてくれたことも嬉しかったです!

 

――H:事業所内だけじゃなくて、関係機関からもそういった声が聞けるって嬉しいですね!
最後に、今後、男性が育休を取得しやすい環境を作るうえで必要だと思うことはありますか?

Sさん:積極的に取得して、前例をたくさん作ることだと思います。
僕自身、育休を取ることに抵抗がなかったこと。妻が安定期に入った時点で育休についても相談したことで、早め早めに動けたことも、利用者さんや事業所に大きな負担を掛けずに済んで、スムーズに育休に入ることができました。
なので、育休に入りたいと思っているギリギリの時期じゃなく、前もって相談しておくことも大切だと思います。
それから、日頃から事業所のスタッフとコミュニケーションをよく取っていたので、みんな協力的にサポートしてくれたのかな、とも思っています。

 

まとめ

メディケア・リハビリでは男性社員の育児休業や産後パパ育休の取得を推進しています。
まとまった期間を1度に取得することはもちろん、中には3回に分けて取得した社員もいます。
代行訪問制度など、育休その他のお休みも取りやすいシステムを構築しているので、安心して子育てに集中することができると思います。
これから育休を取得しようと思っているあなた、ぜひ参考にしてみてください!

 

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