先輩インタビュー子育て × 訪問看護

「家族の時間」と「やりがい」
どちらも第一条件でした

正社員フルタイム

梅田 奈津美2020年入社 / 看護師

夜勤と残業、長時間通勤で
家族との時間が持てずにいた

前職は大学病院の小児科で、急性期のお子さんが多いハードな環境でした。残業や夜勤がある中、家族の理解やサポートに助けられながら11年間勤めました。2人目の子の育休明けも1年間は病棟で夜勤ありのフルタイムで働いていましたが、生活のことを考えて当時の上司に相談し、夜勤のない入退院センターに異動になりました。ただ、そこでも残業は多く、通勤に時間がかかっていたため、朝6時半に家を出て夜21時頃に帰宅する生活をしていました。

家ではできる限り家事をしていたものの、2人の子どもの身支度や朝食、保育園の送り迎え、帰宅後の夕食や風呂、寝かしつけはほとんど夫や家族に任せていました。子どもと過ごす時間を確保できず、私自身とても寂しく感じていました。仕事にやりがいを感じていましたが、上の子が小学生になる際に限界を感じて転職することに決めました。

子育てと仕事の両立が
欲張りではないと思えるように

職場選びの条件は「夜勤や残業が無く、朝8時に子どもの登校を見送ってから出勤して間に合うこと」と「小児看護ができること」。最初は「子育て」と「やりたい仕事」のどちらか一方を選ばなければいけないと思っていましたが、自分が大事にしたいことを信じて転職活動をする中で、メディケア・リハビリが運営する重症心身障害児対応の児童発達支援・放課後等デイサービス「PARCウィル城陽」のホームページに出合いました。

急性期の小児病棟では、呼吸器やモニタを付けて、たくさんの管や線でつながりながら治療を頑張っているお子さんが多くて、その子たちが退院して家に帰ったあと、どう過ごしているのかというのが気になっていました。PARCウィル城陽のホームページから楽しそうな様子が伝わってきて、ここで小児看護に携わりたいと思い応募しました。

お子さんのリズムを尊重して
一緒に生活を考えられる看護

採用時も今もPARCウィル城陽の看護師として勤務しています。PARCウィル城陽では重症心身障害児のお子さんの療育、併設している児童発達支援の「PARCじょうよう」では発達障害のお子さんの療育をしています。体調管理や医療的ケアを行いながら、療法士など多職種のスタッフと一緒に親子をサポートしています。

また、PARCウィル城陽、PARCじょうようでの勤務と並行して、通ってきてくれているお子さんを中心に小児訪問看護も数件担当しています。朝と夕方に小学生のお子さん、日中に未就学児のお子さんのサポートなど、多い日には3件訪問します。もちろん訪問が無くPARCウィル城陽で夕方まで勤務する日もあります。

訪問看護では医療的ケア、入浴介助のお手伝い、朝の学校への送り出しのお手伝いなどに加えて、ご家族とお話しする時間も積極的に作るようにしています。お子さんに対する想いや相談、悩みをお聞きしながら一緒に考えたり、ライフステージに合わせて新たな支援を提案したり、時には同じ親としての目線で子育ての話で盛り上がったりもしています。

病院では検査や治療があるため、ご家族とゆっくりお話しする機会はもちろん、お子さんの想いや生活リズムを優先するのが難しいのをもどかしく感じていました。特に急性期病棟では、命の瀬戸際にある状況も多く、退院が決まれば在宅医療を担当する訪問看護師の方にバトンを渡して、また別の入院中のお子さんの看護にまわるという日々でした。それが今は、訪問看護を通じて「一緒に生活を考える」ことができています。小児看護では、お子さん本人はもちろん、ご家族のケアも大切だと思うので、訪問先でご家族とお話しできる時間を持てていることに大きなやりがいを感じています。

多職種みんなでお子さんを見守る
PARC&訪問看護

訪問看護は未経験だったので、「看護師がひとりで訪問する」「自分の判断がその方の人生を左右するかもしれない」ことに不安を感じていました。しかし、メディケア・リハビリでは先輩や上司による手厚いサポートがあり、また、PARCウィル城陽では看護師の他、理学療法士、作業療法士、保育士、児童指導員など、たくさんのスタッフが連携して、さまざまな視点から意見交換ができるので心強く感じています。

そして、ほとんど残業なく働けているので、メディケア・リハビリに入職して以来、朝の送り出しも、夕方の保育園や学童へのお迎えにも間に合うようになりました。さらに日曜日はPARCウィル城陽の定休日なので、家族の予定を入れられるようにもなりました。夜勤が無くなったことで、時間的な余裕はもちろん、心にも余裕が生まれ、子どもたちからは夜を一緒に過ごせるのが嬉しいと言われています。

やりたい仕事、楽しいと思える仕事に携わり、子育てと両立できていることで、気持ちにゆとりが生まれています。私と同じように子育てしながら働きたい方に、ぜひメディケア・リハビリのことを知っていただきたいです。

1日のスケジュール

6:00 起床、身支度、朝食の支度、お弁当作り。
7:00 子どもたちを起こして朝食、学校・保育園の準備。
8:00 小学校登校班のお見送り後、車で保育園へ。
8:40 出勤
9:00 ミーティング、支援の準備、送迎業務。朝の送り出しで訪問看護に行くこともあります。
10:30 PARCウィル城陽で未就学のお子さんの迎え入れ、体調確認。制作や体を動かして遊び、お散歩にも行きます♪
医療的ケアが必要なお子さんは療育の合間にケアも行います。
11:00
12:00
13:00 送迎業務、お昼休憩。
14:30 学校送迎。日中に訪問に行くこともあります。
15:20 PARCウィル城陽でお子さんの迎え入れ。体調確認。
制作や体を動かしたり、歌をうたったりして過ごします。
医療的ケアが必要なお子さんは療育の合間にケアも行います。
16:00
17:00 訪問看護。お風呂のお手伝いや清拭をしながら、
お母さんとゆっくりお話する時間も作っています。
18:00 遅くても18:30までには退勤。
訪問先から直帰して子どもたちのお迎えへ。
19:00 帰宅。お風呂、晩ごはん。
20:45 食洗機と洗濯機のスイッチを押して、
子どもたちとのんびりタイム。
21:30 寝かしつけ。洗濯物を干して明日の準備。
22:00 自分の時間♪ こっそりおやつを食べたりドラマをみたり。
23:00 就寝
24:00

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