近年、メディケア・リハビリの訪問看護ステーションでは、リファラル採用による入社も増えてきています。
リファラルでの採用は、友人や知人からリアルな職場の雰囲気や詳しい業務内容などを聞くことができるので、入社前と入社後のギャップも少なく、長く勤めてもらえていると感じています。
今回は、前職の元・先輩で友人のTさん(看護師)をメディケア・リハビリの訪問看護ステーションへ誘ったYさん(看護師)に、どのように弊社を紹介したのか聞いてきました。
リファラル採用とは
リファラル採用とは、自社の社員に友人や知人、元同僚などを紹介してもらう採用方法のことです。
リファラル(referral)には「紹介」や「推薦」という意味があり、求職者と企業の間のミスマッチが少なく採用できるため、近年注目されています。
自分の力を発揮できる職場が見つかる!看護師の訪問看護リファラル採用実体験インタビュー
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H:インタビュアー
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Yさん:Tさんにメディケア・リハビリの訪問看護を紹介した社員(看護師)。
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Tさん:リファラルを利用してメディケア・リハビリの訪問看護に転職した看護師。
[関連記事│看護師の訪問看護リファラル採用体験談①「看護師としての自分に適した職場を判断!リファラル採用インタビュー」]
自分の目標と会社の目指すもののギャップが少なく、納得して転職!
――H:さっそくですが、YさんはどうしてTさんにメディケア・リハビリの訪問看護ステーションを紹介しようと思ったんですか?
Yさん:当時、Tさんは別の訪問看護ステーションで働いていたんですが、そこで「自分の考える”看護”」と「職場で求められる“看護”」にギャップを感じて悩んでいるという相談を受けたんです。
Tさんにとって看護師という職業は天職だと私は思っていたので、その話を聞いて、Tさんの力が発揮できないのは勿体なさすぎると思いました。
それで、メディケア・リハビリを紹介しようと思ったんです。
――H:「ギャップ」というのはどこにでもあると思いますが、それが大きくなってくると誰でも苦しくなってしまいますよね。
「自分の考える”看護”」というのがキーワードになりそうですが、Tさんへはどのように紹介したんでしょうか?
Yさん:まずはTさんと、私が働いているメディケア・リハビリ訪問看護ステーション(藤井寺市)のS管理者が「看護」について気軽に話せる場の設定を考えました。
S管理者の持っている「看護」の考え方と、Tさんが持っている「看護」が合わされば、Tさんにも光が見えてくるんじゃないかと思ったんです。
それに私自身、Tさんの考える「看護」が大好きで、「いつか一緒に訪看したいね」とも話していたので、この機会だ!と思いましたね(笑)
――H:Yさんの行動力がすごい!そのおかげでTさんはメディケア・リハビリ訪問看護ステーションに就職してくれたんですね。
実際、TさんとS管理者が顔を合わせていかがでしたか?
Yさん:面接や会社説明会みたいに堅苦しいものじゃなくて、あくまでも看護師同士が「看護」について話す機会だったので、フランクな雰囲気で良かったですね。
私も混ぜてもらっていたんですが、2人の考えを聞けて私自身勉強になる部分もあってとても楽しかったです!
――H:大成功して良かったです!
行動派のYさんですが、Tさんに弊社を紹介するにあたって、なにか不安はありましたか?
Yさん:そうですね、紹介すること自体に不安はなかったんですが、実際に就職してからの業務内容には「ギャップがあるかも…」とちょっと不安でしたね。
私もそうだったんですが、Tさんも小児や人工呼吸器の経験があまりなかったので、入職後は一から勉強する必要がありました。
特に私が働いているメディケア・リハビリ訪問看護ステーション(藤井寺市)は小児の利用者さんが多くて、スキルや判断力はもちろん、保護者さんとの関係も重要になってくるので、その辺り、Tさんがどう感じるかが不安でした。
――H:私もTさんとお話することがちょこちょこありますが、入社当時は本当に大変そうでしたね。
でも、Yさんをはじめ、看護師さんみんなで相談に乗ったり同行訪問したりとしっかりサポートしていたので、Tさんにとってすごく心強かっただろうな、と思います。
Yさん:私も入社当時、先輩に何度も同行してもらったり色々と助けてもらったので、新人さんへのサポートは全力です!
でも、一番はTさん自身が努力を惜しまず勉強し続けていることが大きいと思います。
今ではメディケア・リハビリの心強いスタッフになってくれましたしね!
――H:利用者さんにとってもメディケア・リハビリにとっても心強い看護師さんです!
最後になりますが、これからリファラルを利用しようと考えている方にメッセージがあればお願いします。
Yさん:転職は勇気がいることで、常に不安が付きまとうと思います。
その中に一人でも自分が知っている人がいて、その人と「看護」ができることは安心に繋がりますし、良き戦友にもなれると思います。
転職アドバイザーに紹介してもらうのもいいですが、友人が働いている職場に興味・関心を持つのも一つだと私は考えています。
とはいえ、楽しいことばかりではなく、大変なこともあるので、自分に合っているかどうかゆっくり見極めるのも大切ですね。
まとめ
自分が目指すものと企業の目指すものに大きなズレが生じてきた時、もちろん企業の目標に合わせて軌道修正することもありだと思いますが、それよりも「自分が目指すものへ進みたい!」という気持ちが強ければ、転職を考えてみるのも1つではないでしょうか?
転職は勇気がいることですが、友人・知人が働いている職場であれば、その会社が目指しているものや実現させたいことがより具体的に分かるので、自分が目指したいものとのギャップが少なく転職できるかもしれません。
周りに企業とのギャップを感じて悩んでいる友人・知人がいましたら、一度自分の職場の話をしてみるのいいですね。
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